建築工事の基本的な流れ

基本的な工事の流れ

住宅や店舗を建てる際には、鉄骨工事、コンクリート工事、外装工事、内装工事といった流れで行われています。
この流れは、建築する際の基本的な流れです。こちらでは、それぞれの工事内容についてご説明します。

鉄骨工事について

鉄の梁や柱を工場で生産し、完成した梁や柱を現場に運搬して組み立てる工事を鉄骨工事といいます。
梁や柱を工場で生産して現場で組み立てる工事なので、工事開始前から様々な検討を行う必要があります。
現場によって、鉄骨工事が必要な場合もあれば不必要な現場もあります。現場が鉄骨造りの場合は鉄骨工事が中心になりますが、鉄筋コンクリート造りの場合は鉄骨工事がない場合もあります。鉄骨工事は建物の骨組みとなりますので、重要な工事であるといえます。

コンクリート工事について

鉄骨工事同様、骨組みを構成する為の工事がコンクリート工事です。建物によって多少の違いはありますが、木造以外の建物は床がコンクリートになっている場合がほとんどです。コンクリート工事にも、鉄筋工事と型枠工事の2つがあり、その2つの工事を組み合わせることで建物の骨組みを仕上げることが可能になります。

外装工事について

鉄骨工事とコンクリート工事で骨組みを完成させた後に行う工事が外装工事です。
外装工事は、建物の外側を覆う為に行います。外装工事で外壁と屋根を完成させることで、室内の工事に着手できるようになります。

内装工事について

室内の天井や壁など、他にも数多くの項目がある工事が内装工事であり、建物が完成する一歩手前の段階でもあります。内装工事にも、軽量下地や建具工事、仕上げ工事、ボード貼など様々な工程があります。
建築工事での基本的な流れは上記の様になっていますので、豆知識として覚えておくといいでしょう。